相互作用 synergy 2004 6 5
日経平均株価は、アメリカの株価と連動性が高い。
アメリカの株価が下げると、日経平均株価も下げる。
そして、なぜか、新興市場の株価も下げる。
逆もあり得る。
日経平均株価が急落すると、アメリカの株価も下げる。
しかしながら、これは、危険です。
どこかの国の株価が急落すると、世界中に株安が波及してしまいます。
この原因は、多くの投資家が、業績に関係なく、
アメリカの株価が下げたら、「売り」
アメリカの株価が上げたら、「買い」と行動しているからです。
これでは、共倒れの危険があります。
発想の転換をすべきです。
この前も書きましたが、
新興市場の「ある銘柄」の日足チャートは、
日経平均株価の日足チャートと、形がそっくりでした。
しかし、その銘柄は、輸出とは関係ない内需の銘柄でした。
おそらく、こうなったのでしょう。
アメリカの株安→日経平均株価の下落→新興市場の下落。
しかし、これは、おかしいと思います。
新興市場の銘柄が、ハイテク銘柄ならばともかく、
全く、輸出とは関係ない内需の銘柄なのに、
アメリカの株式に連動してしまうのです。
最近は、株式投資の行動が、おかしいと思います。
昔は、ハイテク銘柄がダメならば、内需系の銘柄という具合に循環していました。